Tokyo Book Port

多様な人とメディアを通して地域市民の知的文化交流を図る空間の創造プロジェクト

企画趣旨

自宅の本棚がいっぱいになりつつある──。
買って読んだ本は捨てられないけれど、家にあってもそんなに毎日読み返すわけではない。
個人所有の書籍や各種メディアをオープンスペースに配置し、本や雑誌、CD/DVD、ウェブなどの多様なメディアや人を通して、 知識やアイディア、文化的感覚の交流を図れる媒体や空間をつくることができないだろうか。そんな思いからこの企画は始まりました。

平日日中に働く社会人が、休日や夜間に自由に時間と空間を共有できる場に集い、 各々の専門分野や関心分野の知識やアイディアを、社会的課題に対して貢献的に活用する機会を持てないかと考えています。
地域の人とのつながりを持ちにくい人々が気軽に交流しながら、 職場と家庭の間にある第三の居場所「サードプレイス」をつくることによって、 新しい公共領域と文化の創造を目指すことが、その第一歩になるのではないかと思っています。

主な構想・サービス案

  • コモンを育てる文化的なシェア本棚「 Tokyo Book Port 」(仮)
  • 地域文化・まちづくり基地となる市民交流イベント「隣人祭り」やミニトークライブの開催 (案)
  • 近隣店舗で販売されている商品や、授産施設製品、フェアトレード商品の紹介・売買仲介 (案)
  • ブレインストーミング(アイディア発想会議)を通した課題解決策の模索 (案)
  • 生まれたアイディアをオープンな場に提供するウェブと紙媒体を横断するメディアの創出 (案)

基本スタンス

  • 街中に眠っているさまざまな資産や資源を効果的に活かして、新しい価値を創造する
  • ペイフォワード(受けた恩恵の感謝を次の人へ渡していく)型の非営利な活動をする
  • オープンであること、市民的であることをモットーに、自発的なつながりを促進する
  • 地域や社会に不足している機能・要素を補完するサービスや仕組みの創造を検討する

スペース募集

この企画に賛同していただき、舞台となるスペースをご提供いただける方を募集しています。
主な条件は、

  • 本棚数個が置ける空間があり、最低4名以上が滞在できること
  • 無償または格安(アパートの家賃程度まで)で借りられること
  • 休日(または平日夜間)22時前後まで、比較的柔軟なスケジュールで利用できること
  • 多少の飲食物の持ち込み、または提供が可能であること
  • 山手線沿線から30分以内の鉄道駅から徒歩圏内であること
  • 水濡れや建物の倒壊リスクが著しく高くないこと
  • 電源が確保できる、空調が利用できること

また、企画のコンセプトから、より望ましい条件としては、

  • 近隣に大型書店やシェアライブラリ、地域に中核となる充実した文化施設が少ない
  • 現在空き店舗となっている物件や、オフィス・店舗など平日日中に別の用途に使用される空間
  • 本企画の設置物の撤収まで60日以上の余裕があること
  • 椅子またはソファーやテーブルなどを運び入れやすいこと
  • 都度利用料が安く、1日1000円以内に収まること

などを考えていますが、いずれも必須の枠組み設定ではなく、考慮要素としています。 場をご提供いただける方には、PRのお手伝いや何らかの利益還元を想定しています。

メンバー募集

本企画に賛同していただけ、所有する書籍の共有にご協力いただける方を広く募集しています。

遠方の方であまり都内までお越しになれない方、企画だけ/システム開発だけ/物品提供だけの参加の方などでも結構です。

Facebookグループ「 TokyoBookPort 」にご登録ください。
意見交流やお知らせは原則としてFacebookを通して行いますが、思想信条上どうしてもアカウントを作成できない方は、 メールにて下記お問い合わせ窓口までお問い合わせください。

なおメンバー間の自由な交流を促進させるため、匿名での参加はできず、簡単な人柄がわかる自己紹介をしていただく方針です。 メールでのご参加申し込みの際は、ご本名とメールアドレス、お住まいの市区町村、ご職業や活動内容など何らかの属性をお知らせください。

お問い合わせ

発起人が所属するクリエイティブユニット空想会社へんてこ企画の、スピンオフ企画として進めております。 まだ構想段階であり、お問い合わせに対する回答内容が、状況により変動する可能性がありますが、ご容赦ください。 メールでのお問い合わせは、永野( nagano@henteco.net )までお寄せください。